はじめに
この本を読んだきっかけはとても単純で、表紙の女の子がYouTubeでよく視聴していた本の要約チャンネル「フェルミ漫画大学」のりん先生かもしれない!?と思ったのと、彼女の諭す内容に興味があったからです。
このチャンネルでは青年とりん先生との対話を通して、核心に触れていく、というもの。
KindleUnlimitedだった、というのも大きいと思います。
著者と本の簡単な紹介
著者はJegさん。
偶然ですが、私が禁煙を試みたときに参考にし、実際に成功に導いてくれた本「ドーパミン復活禁煙法」と同じ著者でした。
これは正直期待できる!
内容は、やはり期待通りのものでした。
読んだ感想の総括
題名のとおりなのですが、お金に対するメンタルブロックを浄化する方法を、ステップを交えて解説してくれています。
正直、この考え方はお金に限らないのではないかと。
色々と応用の効く考え方なので、一通り読んでおいて損はないと思います。
ちなみにKindleUnlimitedで、しかも短くサクッと読めるので、本当にオススメしたいと感じた本です。
この本で学んだこと
自分が引いたハイライトと一般的なハイライトから引用し、それぞれについて私なりの感想を述べたいと思います。
お金に関する固定観念(メンタルブロック)
重要なのはまず心に存在する無数のネガティブなブロックを外すこと。それさえできれば後は脳が勝手にアンテナを張って必要な情報を受診するようになっている
読むだけで一生お金に困らない メンタルブロック浄化法 12頁
確かにこれは思い当たるフシがあります。
脳とは面白いもので、興味があるものは自動的に情報収集できるようになっています。
逆に、そうでないものは全く入ってきません。
この考え方はその逆張りで、ネガティブな感情をひたすら排除するということ。
「~だからムリ」という思考を排除する、ということなのです。
潜在意識の力と書き換え
一見自分自身が自分の意志で行動しているように見えることでも、実際は莫大な潜在意識の積み重ねを経て最後に溢れ出した一滴の感情に過ぎないってことなんだよ。「顕在意識はすべての潜在意識によって操作されている」。これを理解することがメンタルブロック解除の第一歩だ。
読むだけで一生お金に困らない メンタルブロック浄化法 24頁
著者はコップの水に例えてくれていて、これがすごくわかりやすかったです。
水の溢れ方やその色について。
これ以上はネタバレしてしまうので、是非本を手にとって見て欲しい一節です。
お金を引き寄せるための行動
ネガティブな発言を封印する
「自分でコントロールできるもの」と「自分でコントロールできないもの」を明確に区別することは極めて重要だ。今回の話で言えば前者が「自分の発言」で、後者が「外的要因」だな。メンタルブロック浄化に於いて最も大切な心構えは「自分でコントロールできる部分」に全フォーカスして取り組むことなんだ。
読むだけで一生お金に困らない メンタルブロック浄化法 33頁
お金に限らずこの考え方は大切だと常々思います。
外的要因は自分でコントロールできない要素であり、ここに拘っても仕方がないのです。
X(旧Twitter)でもこのような考え方をつぶやく方は多く、これは真だと感じます。
ここ結構大事なマインドだと思います。
妄想する
まず一番大切なことは「お金を持っている自分の姿を妄想する」んじゃなくて、「お金を手にした後の行動を妄想する」ってことだ。
読むだけで一生お金に困らない メンタルブロック浄化法 39頁
「潜在意識は現状とのギャップが大嫌い」なんだ。だから何とかして現実を自分側に引き寄せようとコントロールしてくる。
読むだけで一生お金に困らない メンタルブロック浄化法 42頁
具体的な妄想が、自分の具体的な行動に移る、という考え方。
これを知っているだけでも、大きく違うはずです。
その具体的な妄想は、現状とのギャップを埋めるべく情報収集を始め、だんだんと行動に繋がるはずです。
抽象的で曖昧な妄想ではいけないのです。
潜在意識の改革って、これらの点とつながって、1本の線になっていくイメージだと感じました。
「お金だぁーい好き!!」って叫ぶ
表紙に「封印して妄想して叫べ!!」と書いてありますのでそのまんま書きますが、これが要諦なのかと思います。
たまに「お金だぁーい好き!」って叫ぶか心で唱えるかしてみて、ザワッとするかしないかを検証してもらいたいんだ。
読むだけで一生お金に困らない メンタルブロック浄化法 49頁
これがセンサーとしての指針となるはずです。
ザワッとするかどうかの判断基準って、わかりやすいですよね。
このセンサーを大事にして、自分のメンタルの立ち位置を測ることがとても重要だと感じます。
まとめ:3つの呪文が人生を変えるかもしれない。
これらの3つの言葉「封印」「妄想」「叫び」はお金に限らず、色々な呪縛を解く呪文だと感じました。
ある意味、脳科学にも近い考え方なのかと。
ネガティブな思考を封印、具体的には「~できない」「~なんてムリ」を浄化して、よいことを妄想すれば、脳は勝手に情報を集めだし、行動に移っていくというプロセス。
たまに「叫ぶ」ことで、心の位置を確認していく。
メンタルブロックは、この3つの呪文で開放されるものなのかもしれません。
更に言えば、これらの呪文はもしかしたら、人生を変えるきっかけとなるのかもしれません。
蛇足ですが、最初に紹介した著者の禁煙本で、私はタバコをやめることができました。
これも立派に人生を変えてくれたものだと思っています。
私は主にkindlePaperwhiteとAudibleでの読書を楽しんでいます。
kindlePaperwhiteはスマホ読書と違い通知が来ないので、読書に集中できるだけでなく、目にも優しいと感じています。
スキマを見ては楽天マガジンのサービスを活用して、iPadで雑誌を眺めたりもしています。
1~2冊程度の価格で1,000誌以上見ることができ、ペイできるので愛用しています。
また、Audibleやオーディオブックは「耳活」として、家事などの作業に取り組みながら読書をするのに最適だと思っています。
耳活については別の記事でまとめていますので、よろしければ併せてご覧ください。
それではまた!
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