気がつくと、私の家の周辺にはイオングループのお店がたくさんできていました。
元々あったイオンとミニストップ…そこに、「まいばすけっと」というミニスーパーがいつの間にか2つもできていました。
色んなネット情報を調べた結果、一番お得なのはやはりイオンカードセレクトを使うことだと思います。
実際に作ってみたのですが、残念ながら私にとって少し使いずらいことが分かりました。
- イオン銀行を開設する(イオン銀行キャッシュカード兼用のため)
- 引き落としはイオン銀行のみ(イオン銀行に縛られる)
イオン銀行をメインで使う人には凄くいいんだけど、他の銀行をメインで使っている自分としては、この点がどうしても使いずらかったんです…。
というわけで、改めて一般のイオンカードを作り直しました。
一般のイオンカードだと、他の銀行での引き落としが可能だからです。
いまいちイオングループのお得な利用法が分からなくなってしまったので、一旦整理して、どのようにしたらイオングループでお得に決済ができるのか?
どうせなら、スマホのアプリやガジェットなどを活用した、自分なりの答えを考えてみようと試みました。
私なりの結論
- 10日、20日、30日はWAONかイオンカードを使う
- その他の日の普段使いはモバイルSuicaを使う
カード名称 | 電子マネー | WAONアプリ | Applepay | GooglePay | モバイルSuica | オートチャージ | 普段の買い物 | お客様 ワクワクデー (5・10・15日) | ありが10デー (毎月10日) | お客様感謝デー (20日、30日) |
イオンカードセレクト | WAON | 非推奨 | 非推奨 | 非推奨 | ー | 〇 | 1.5%※1 | 1.5%※1 | 3%※1 | ポイント 1.5%+ 5%オフ |
イオンカード | WAON | 〇 | 〇 | 〇 | ー | 〇 | 1%※2 | 1%※2 | 2.5% | ポイント 1%+ 5%オフ ※2 |
ビックカメラ Suica | Suica | ー | ー | ー | 〇 | 〇 ※3 | 1.5% | 1.5% | 1.5% | 1.5% |
イオンカードセレクトが向いている人
イオンカードセレクトは一般のイオンカードと違い、イオン銀行のキャッシュカードを兼ね、さらに少し特典を強化したカードとなります。
したがって、先ほども述べましたがイオン銀行の口座開設が必須となり、カードの引き落としもイオン銀行からのみ、となっています。
メインバンクとしてイオン銀行を利用、かつイオングループのお店を頻繁に利用している人は、間違いなくこのカードをチョイスした方が良いでしょう。
上の表を見ても分かる通り、10の倍数の日のポイント還元率は最強です。
その他、イオンカードを持っていると付く特典もいくつかあります。
実際にはイオンウォレットのアプリから、上記のような感じでクーポンを獲得できます。
5%オフの日以外でもサンキューパスポートがあれば、品物にもよりますが、10%オフが使えます。
少し高額な商品を買う時は威力を発揮しますよ!
しかし、モバイルとして利用しようとする際に注意点があって
・クレジットカード一体型のWAONはApplePayやGooglePayに取り込めない
=スマホ用でWAONを使うにはWAONを新規発行することになり、これらのWAONはイオン銀行のMyステージの加算対象外となる
イオン銀行のMyステージの点数で、金利や振り込み、現金引き出し回数などの特典が変わってしまいます。
これは結構痛いので、イオンカードセレクトを使っている方はモバイルでのWAONは非推奨です。
イオンカードセレクトを使っている方は、そのまま物理カード一体型のWAONを使うのがベターと感じます。
メインバンクをイオン銀行以外にしている人は、イオン銀行へ引き落とし予定額を移し替える必要があります。
これは私が該当しますが、人によってはデメリットになり得ます。
イオンカードが向いている人
通常のイオンカードはオートチャージポイントは入りませんが、イオン銀行以外の銀行で引き落としが可能となります。
それでもって、イオンカードセレクトと同様の「サンキューパスポート」「バースデーパスポート」「イオンシネマ300円引き」の特典はついてきます。
私はメインで使っている楽天銀行から引き落とす設定にしました。
支払いは定額でないうえ、このために預金を移し替えるのは正直手間だったんですよね
オートチャージポイントは0.5%。
2重取りができるとはいえ、天秤にかけた結果、ポイントよりも手間のなさを選択しました。
それと、イオン銀行がメインバンクでなければMyステージのスコアを気にする必要がなくなります。
つまり、モバイルでのWAONを作って、イオンカードからオートチャージ設定すれば入金も自動化できてラクになります。
「イオン銀行Myステージ」は、対象取引のご利用に応じて自動的に「イオン銀行スコア」が貯まり、決定したステージごとの特典を受けられるサービスです。
https://www.aeonbank.co.jp/mystage/
結局どう利用するのが得なのか?
ここからは本題である、私のようなイオンカードセレクト以外をメインで使う人向けに話を展開します。
もう1度、先ほどの結論をおさらいしてみましょう。
- 10日、20日、30日はWAONかイオンカードを使う
- その他の日の普段使いはモバイルSuicaを使う
10の倍数はWAON(イオンカード)がお得
楽天は5の倍数がお得な日ですが、イオンは5ではなく10の倍数。
毎月10日の「ありが10デー」はポイント5倍、20日と30日はお客様感謝デーとして、5%オフの摘要を受け、更にポイントを得られるためです。
イオンで家電や自転車など、WAONチャージ上限を超える高額商品を買う場合は5%オフの20日か30日を狙って、カードで決済した方が良いでしょう。
また、系列の「まいばすけっと」では、毎月20日・30日は「お客様感謝デー」の5%オフはありませんが、その代わり、ポイント5倍の日になっています。
「まいばすけっと」でも10の倍数の日がお得、という認識でOKでしょう。
イオンカードはiD払いのカードとして、ApplePayに取り込むことが可能です。
AppleWatchもあれば、こちらへ入れることもできます。
ApplePayのiD払いでも、イオンカードのお客様感謝デーの5%オフは適用可能です。
私はモバイルWAONも併用して使っています。
日常の細々した買い物は10の倍数の日にWAONを使って5倍ポイントをゲット。
イオンカードからオートチャージできるようにすれば、残高不足もないですよ。
やはりイオングループを利用するのであれば、イオンカードは1枚は持っていたいところ。
年会費はかからずで、特典はしっかり得られますからね。
カードの作成はポイントバックのあるハピタスのようなポイントサイト経由で申し込むのがお得です。
ハピタスはその他に、楽天の買い物も経由して買えば、ポイントの二重取りができてしまいます。
ハピタスのポイントを貯めれば、普段使っているVポイントやdポイント、PayPayなどにも交換可能です。
登録無料!カンタン1分
その他の日はモバイルSuicaがお得
通常の日のWAONでの買物は通常0.5%×2倍=1%。
WAONが1%のポイントに留まるのに対し、モバイルSuicaは1.5%還元となり、こちらのほうがお得です。
また、5のつく日「お客様ワクワクデー」は同様に、ポイント2倍は変わらず、となります。
モバイルSuicaについて
ビックカメラSuicaカードは初年度無料、2年目以降も利用があれば無料。
実はモバイルSuica歴が長いので長年愛用しているカードです。
貯まったポイントはビックカメラのビックポイントとしても使えます。
Suicaは基本かざすだけでアプリを立ち上げずに済むので、本当に楽です。
決済できるお店も多く、チャージさえすれば常に1.5%還元となるので、これさえあれば鉄板な気がします。
あと、これはデメリットだと思いますが、オートチャージについては、JR東日本の一部地域(首都圏Suica・PASMOエリア、仙台エリア、新潟エリアの改札機)の改札を通らないとできません。
お住まいの地域によっては、これはネックになるかもしれませんね。
ただ、アプリからチャージすることは可能なので、人によっては苦にならない範囲かもしれません。
公式サイトはこちら
最後に
WAONとイオンカード、モバイルSuicaをスマホに入れれば、日頃のイオングループの買物がキャッシュレス&お得でかなり楽になると思います。
WAONを新規発行する場合のオススメは、WAONアプリ経由での発行です。
- ApplepayWAONの「WAONアプリ」経由での発行メリット
- ▶物理カードを入手する際にかかる300円の手数料が不要(ウォレットアプリでも不要)
▶各イオンカードとの紐づけとチャージ設定がスムーズ(オートチャージも可能)
▶ご当地WAONを発行することができる(ウォレットアプリ経由では不可)
⇒AppleWatchでもご当地WAONを使える
私は物理カードのWAONは所有していなかったので、iPhoneのWAONアプリを経由し新規発行をしました。
WAONアプリでも、ウォレットアプリ経由でも、手数料いらずは嬉しいですね。
私は故郷である横浜のWAONにしてみました。
※ウォレットはApplePayからのチャージのみ、WAONアプリならプラスでイオンカードからの紐づけチャージが可能。
写真のようにWAONはAppleWatchに取り込んでの使用も可能です。
順番としては、iPhoneのWAONアプリに入れる⇒Watchへ移す、という流れです。
ただし、AppleWatchに入れると、iPhoneとの併用はできなくなります。
先ほど取り込んだとモバイルSuicaもWatchに入っているので、腕の中で決済が完結され、イオン系列での買い物はかなり便利になるはずです。
Androidだとどうなの?という声も聞こえてきそうですので、下記にリンクを残します。
基本は同じようですが、既存の物理カードの移行が出来ないなどのデメリットもあるようです。
Appleだと物理カードの移行はできるそうなので、今の所はApplePayに分があるようです。
今回登場したAppleWatchはSeries7となりますが、Series 1 以降のモデルなら同様にApplePayを使うことができます。
この記事を書いているのは2022年8月ですが、秋には新シリーズの発表が控えていますので、そちらを狙うのもアリでしょう。
この記事が誰かの役に立てたら嬉しいです。
それではまた!
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