この本を手に取ったきっかけは著者のJegさんでした。
私は過去に彼の著作である「ドーパミン復活禁煙法」「読むだけで一生お金に困らないメンタルブロック浄化法」を読み、とても腹落ちする内容だったのを覚えています。
とにかく、ホルモンからアプローチする思考がとても響くのです。
実際に私は「ドーパミン復活禁煙法」を読んで禁煙に成功しましたし、お金に対するマインドも、随分と以前より良くなった気がします。
そんな中、またしても私の眼前に現れた彼の著書、「セロトニン復活ストレス解消法」。
再び私の期待に沿って、そのセロトニンといったホルモン物質の特性を論理的に展開し、ストレスから開放された生活に導いてくれるのだろうか?
そんな淡い期待を持って手に取った、この本。
私としては、またもやその欲求を満たしてくれる1冊でした。
なので、私の感想をシェアしたいと思います。
まず、本の題名に出てくるセロトニンとは?

セロトニンとはまず、どんな物質なのでしょう?
ウィキペディアを見ると、次のように書かれています。
ドーパミン・ノルアドレナリンを制御し精神を安定させる働きをするほか、生体リズム・神経内分泌・睡眠・体温調節などに関与する。
引用:Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AD%E3%83%88%E3%83%8B%E3%83%B3)

つまり、精神や体を安定させる役割を果たしてくれるのね…。
本書でも
「精神をフラットに保つホルモン」
引用:「セロトニン復活ストレス解消法」掲54頁
として紹介されています。
つまり、精神を安定させるセロトニンを分泌させることが大事なのです。
この本は、まずはそのセロトニンをどのようにしたら分泌を促すことができるのか?
そこに焦点を当てて、理論を展開していきます。
オキシトシンとの関係
本書によるとオキシトシンは
「ストレスを希釈するホルモン」だと思ってもらえれば概ね間違いない。
引用:「セロトニン復活ストレス解消法」掲33頁
なのだそうです。
セロトニンが「安定」に寄与するのに対し、オキシトシンは入ってくるストレスを薄めてくれる。
それぞれが相互に働いてくれる事により、精神が安定していくものらしいのです。
また、ストレスの原因物質についても、この本では述べられています。
セロトニン、オキシトシンの分泌を促し、ストレスを生み出す原因物質にアプローチする。
本書を読んでいくと、これらが不思議な感覚で繋がっていくのです。
実際にやってみたこと

これは本の表紙の帯にある「バナナ食って整腸剤飲んでぬいぐるみ抱いて寝ろ」を実践するまでです。
なぜ、この「バナナ食って整腸剤飲んでぬいぐるみ抱いて寝ろ」なのか。
この一言は、ストレス解消をホルモンの特性から考え、それを具体的に実践するという、この本の真髄を凝縮したものなので、実際に読んで確かめてみることをオススメしたいです。
実際に騙されたと思って、私もこの本に書かれた通りのことを実践してしてみました。
この本を読了したことをXに投稿したのが2025年1月21日。
その翌日の1月22日には、本書に紹介されていた整腸剤を購入。
我ながらこの行動力は褒めたいところです(笑)
ちなみに「ぬいぐるみ」の代わりに「抱き枕」でもOKとのことで、こちらも1月23日にこちらの商品をAmazonでポチっていた履歴がありました。
正直、ぬいぐるみでも抱き枕でも、その手のものであれば、何でも良いと思います。

抱き枕は、自分の好きなもので良いと思います。
私は身長が176cmあるので、長いものを選びました。
バナナは元々1日1本食べる習慣があったので、こちらは今まで通り「継続」となったわけです。
この記事を書いているのが2025年4月なので、ちょうど3ヶ月くらい実践してしている事になります。
実際に感じた効果(本人比)

この本を読んで、体感したい本質は「ストレスの解消」の程度です。
ただ、ストレスの解消を具体的に数値化した表現ができないため、あくまでも私個人の主観に基づくことを述べたいと思います。
それは「心を鷲掴みにされるような感覚が減少した」ということ。
何か嫌なことを感じると、ギュッと心を鷲掴みにされるような痛さを感じることが多々ありました。
具体的には、仕事でモヤッとすることがあったり、なかなか思うように事が運ばず、焦ってしまったり。
もっと分かりやすく言えば、「ため息をつく」ような状況でしょうか。
もちろん、今もそのような感情はあるのですが、それが以前よりも「希釈」されたような感覚です。
以前よりも少し「鈍く」なったような感じがします。
ストレス解消というと、「食べる」「買う」「運動をする」「忙殺状態になる」ということが一般的に語られてきたような気がします。
この本のように「腸からホルモンの分泌に焦点を当て、アプローチをする」という視点は、正直今までなかったと思います。
このホルモンの特性を活かし、その分泌を増やすことでストレスを減らすというのは、論理的であり、まさに理にかなった方法なのではないでしょうか?
最後に

効果を含め、言いたいことはたくさんあるのですが、そうするとこの本の素晴らしさを全て語ってネタバレしてしまうことになりかねません。
できればこの記事を読んで頂いている皆様に、ぜひこの本を手にとって実践してほしい、というのが素直な気持ちです。
それだけこの本は、私に刺さりました。
この記事を書いている2025年4月はまだ始まって4ヶ月ですが、この4ヶ月内で一番良かったと感じた本です。
それだけ激しく推奨したいこの本の素晴らしさを、ぜひ共有してほしいと思います。
Kindle Unlimitedで読めるのも、とても良い点だと思います。
私は主にkindlePaperwhiteとAudibleでの読書を楽しんでいます。
kindlePaperwhiteはスマホ読書と違い通知が来ないので、読書に集中できるだけでなく、目にも優しいと感じています。
スキマを見ては楽天マガジンのサービスを活用して、iPadで雑誌を眺めたりもしています。
1~2冊程度の価格で1,000誌以上見ることができ、ペイできるので愛用しています。
また、Audibleやオーディオブックは「耳活」として、家事などの作業に取り組みながら読書をするのに最適だと思っています。
耳活については別の記事でまとめていますので、よろしければ併せてご覧ください。
それではまた!
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