『スタンフォード式 最高の睡眠』を読んで、改めて睡眠の大切さを考えてみる

読書

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西野精治さんが書かれた「スタンフォード式 最高の睡眠」(サンマーク出版)をAudibleで聴き終えましたので、その感想について書きたいと思います。
睡眠については私にとって長年の課題であり、改善をしたいと考えていることの1つでもあるため、この本を手に取ることにしました。

ぽんたごん
ぽんたごん

以前、この本はAudibleで聴いたものの、学び直したいと思い、再聴してみることにしました。

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著者の西野精治さんについて

スタンフォード大学医学部精神科教授であり、同大学の睡眠生体リズム研究所(SCN ラボ)の所長でもあります。
多くのアスリートに愛用されているエアウィーヴ社のマットレスを共同開発された方でもあります。
睡眠研究において、一線で活躍されている研究者であると言って良いでしょう。

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この本を読むと何がわかるのか?

一言で言えば、西野さんの提唱する「睡眠メソッド」です。
長年の研究の果実を、エビデンスや実験結果をもとに述べていらっしゃいます。

睡眠のミッション=役割、脳に与える影響などを列挙し、その影響などについても触れています。
それらを踏まえて西野さんは自らが考える「睡眠メソッド」を体系化し、具体的な実践方法を示してくれています。

また、覚醒の観点からの戦略についても言及されています。
睡眠にばかり目が行ってしまいますが、対となる覚醒について言及されているのは、とても興味深く感じた所です。

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この本で感じたこと

実際にこの本を手に取ろうとした人は、睡眠に対する改善策を模索している人だと思います。
私もそのうちの1人です。

1日6時間とか7時間の睡眠が良いと言われても、仕事や家事などで、これだけの時間を確保するのが難しいのが現実です。
だとしたならば、質やメソッドを追求するのは自然なことだと思います。

「睡眠負債」という考え方

西野さんは著書で「睡眠負債」という考え方を述べています。
つまり、借金と一緒で、利子のように加速し、健康に対して相当のダメージを与えるという考え方なのです。

寝る間を惜しんで気合と根性と言っていると、結局の所、良いことはないのです。
睡眠時に行われる脳や体のメンテナンスが中途半端になることになり、ホルモンバランスを調整できなくなったり、老廃物の除去も行なわれなくなるというのです。

私は近年、年初に「今年取り組みたいこと」を掲げていますが、2024年は「実質睡眠5時間半以上」をその1つとすることにしました。
AutoSleepというアプリを導入し、AppleWatchを使って計測することで、スコアを明確にするという取り組みです。

AutoSleep 睡眠の追跡をWatchで
AutoSleep 睡眠の追跡をWatchで
開発元:Tantsissa
¥900
posted withアプリーチ

このアプリには「睡眠バンク」という項目があり、自分が目標とする睡眠時間に対して預金や負債がどうなっているのかを可視化できます。
まだ取り組んだばかりで何とも言えませんが、定点観測して、自分のスコアの目安にしたいと思っています。

最初の90分の黄金の法則

入眠直後の90分の「質」を深くすること。
このことに重点を置き、入眠に対する大切なことをメソッドとして紹介されています。

そのメソッドの詳細は実際に本を手にとって欲しいのですが、具体的にどうしたらその「黄金の90分」にたどり着けるのかを、詳細に述べてくれています。
この90分の眠りのステージも、今では睡眠アプリで計測が可能です。

Appleのヘルスケアアプリでも計測可能ですが、先述したAutoSleepも連携していますので、時間と同様に、この眠りのステージについてもキチンと観測していきたいと思います。

睡眠を犠牲にして働くのはやめておこう

この言葉は、この本の最後に著者が述べている一言です。
私はこの言葉がとても刺さりました。

仕事を優先して睡眠を削る、ということを私も長年やってきました。
睡眠負債が原因かはわかりませんが、これまでに右耳が聞こえなくなる難聴系の病気を3度経験しています。
もしかしたら、私はこれが長年の睡眠不足の「ツケ」だったのかもしれないと自己分析しています。

つまり、睡眠を犠牲にすることは結局、仕事のパフォーマンスも健康状態も低下させるだけということなのです。
早くこのことに気づき、改善させることは私だけでなく、全てのビジネスパーソン共通の課題だと感じました。

最後に

この本で私が感じたこと、学んだこと、実践してみたことを徒然と書いてみました。
人生の3分の1を過ごす睡眠について、いかに軽視していたのかを改めて思い知らされました。

一流のアスリートは睡眠をとても重視しています。
西野さんも述べていましたが、彼らの考え方をビジネスパーソンも取り入れるべきです。

結局のところ、睡眠がパフォーマンスにどれだけ影響するのかを、彼らは身をもって体感しているからこそ、重視しているのです。
その考え方を取り入れることで、私達の生活も改善されるかもしれません。

あの大谷翔平選手は10時間以上の睡眠を取っており、それをルーティンにしているそうです。
私もできることから実践し、健康維持と日頃のパフォーマンス向上のために、睡眠を重視した生活を送りたいと思います。


私は主にkindlePaperwhiteとAudibleでの読書を楽しんでいます。
kindlePaperwhiteはスマホ読書と違い通知が来ないので、読書に集中できるだけでなく、目にも優しいと感じています。

スキマを見ては楽天マガジンのサービスを活用して、iPadで雑誌を眺めたりもしています。
1~2冊程度の価格で1,000誌以上見ることができ、ペイできるので愛用しています。

また、Audibleは「耳活」として、家事などの作業に取り組みながら読書をするのに最適だと思っています。
耳活については別の記事でまとめていますので、よろしければ併せてご覧ください。

それではまた!

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