2023年3月の読書・Audibleのまとめ

読書

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2023年3月に読んだり聴いたりした本をまとめてみました。

私にとっての読書は「紙」の本だけでなく、Kindleなどの電子書籍、Audibleも含んでいます。
自分自身の読書の記録と振り返りを含めて、ここで紹介させて頂きたいと思います。

ぽんたごん
ぽんたごん

もし、興味がある本があれば、是非Audibleや書籍で手に取ってみて下さい。

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やめる時間術 24時間を自由に使えないすべての人へ

媒体:Audible

著者の尾石晴さんはVoicyで活躍されているパーソナリティでもあります。
私は毎日Voicyを聴いていますが、他のパーソナリティから彼女の名前を聞くことも多く、今回Audibleで本を探している際に、この本が目に止まりました。
もちろんタイトルにも興味があったわけですが、そんな訳で手に取った次第です。

私も時間貧乏で常に悩んでおりますので、時間術にはとても興味があります。
著者自身が長時間労働とワンオペ育児で時間がないことに悩み、試行錯誤した結果をこの本に詰め込んでくれています。

家計の見直しで固定費を削減するなどの工夫をされる方は多くいらっしゃると思いますが、実際に時間の見直しをされる方は、どれくらいいるのでしょう?
私自身、1つの時間で2つのことをするとか、やり続けることに疑問を感じることをやめてみるなどの工夫を試みていましたが、根本的に日々使っている時間を見直すということをしてこなかった気がします。

この本では「見える化力」「引き算力」「足し算力」の3つの力がポイントだと述べています。
キモは、やりたくないこと/やったらいいこと、100%やらないことを心がけること。

この本を聴いて、私はタイムログを取ろうかと思い、聴き終えた後、早速Audibleの添付資料と、「Toggl Track」というアプリをダウンロードしてみました。
しばらくはこれらのツールで自分自身がどのように時間を使っているのかを確認し、この本のメソッドに従って試行錯誤してみようと思います。
ダウンロードした資料はiPadに移し、自分で書き込めるようにしてみました。

Toggl Track: Hours & Time Log
Toggl Track: Hours & Time Log
開発元:Toggl OÜ
無料
posted withアプリーチ

時間が足りないと感じる方は多いと思いますので、1つの方法として、この本の内容を知っておくことは非常に良いと感じます。
なぜなら、これだけ家事や育児に追われた人が書いた時間術の本は、今まで見たことがなかったし、それだけ説得力のある内容だったからです。

蛇足ですが、これを機に彼女のVoicyをフォローしました(笑)。

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野村ノート

媒体:Audible

サマリーには、故・野村克也氏が阪神時代にまとめた「野村の考え」をベースに、指揮官はどうあるべきかを記したのが本書との解説があります。
人間教育、組織論、配球術など内容は多岐にわたっており、野村さんの考え方が染み込んだものとなっております。

偶然なのですが、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が開催されていた時期と、この本を聴いているときが重なりました。
この本の2周めの途中で、WBC日本優勝の朗報を聞き、野村さんなら今回の結果をどう捉えるのか、そんなことを考えていました。

特に、人間教育についてこの本では力点を置いて熱く語っておられますが、私は今回MVPを獲得した大谷翔平選手のことを思い浮かべていました。
彼の作成した目標達成シート(マンダラチャート)は色々なメディアで紹介されていますが、これを10代でまず作成したというのですから、凄いの一言。

これを教えた花巻東高校の恩師、佐々木監督は野球だけでなく、このような人間教育についてきちんと教えていたことも、素晴らしいと思います。
私自身は約半世紀を生きてきましたが、この年齢でようやく知ったのですから恥ずかしい限りです。

いろんな選手の名前が出てきますが、終章で「3悪人」として紹介されている江本孟紀氏、江夏豊氏、故・門田博光の節がとても面白いです。
南海(現・ソフトバンクホークス)時代に3氏に苦労させられた思い出話として、色々とボヤいていましたが、悪態をつきつつも、彼らへの愛情が感じられるエピソードでもありました。

野球の技術論も楽しく理解できる点があります。
この本を一度頭に入れてから、今年の様々な野球を楽しむのも一興かと思います。

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民王

媒体:Audible

今月のエンタメは1月と同様、池井戸作品にしました。
最近は迷ったら未読の池井戸作品、という方向になってきています。

池井戸作品は企業ものが多いですが、こちらは政治の世界。
遠藤憲一さんと菅田将暉さんのW主演でドラマ化もされており、映像をご覧になった方も多いかもしれません。

このAudibleの朗読をしているのはドラマで通称「カリヤン」、官房長官役を努めた俳優の金田明夫さん。
この朗読が実に良くて、国会での議長の呼び出しの場面などの情景描写は勿論、思わずクスッとさせられる場面も多数。
電車で聴くと、危ないかもしれません。

内容は総理の父とドラ息子のドタバタ劇。
古典的なネタではありますが、大変面白いです。
とても明るい気分にさせてもらいました。

せっかく映像化されているので、ドラマも見たいと思います。
Amazonのプライムビデオにあったので、今年の連休の友にしようかと考えています。
朗読をした金田明夫さんの演技にも注目ですね。

最高の体調 ACTIVE HEALTH

媒体:KindleUnlimited

Amazonでのレビュー評価もよく、実際に手に取ってみたものの、1度読んで理解できず、2度読みをしてしまいました。
自分の読解力のなさもあり、読むのに1ヶ月程度かかってしまいました。

それでもモヤッとした読後感もあり、You Tubeの要約系チャンネルで動画を見て、理解をしようと試みた本です。
せっかく時間をかけて読んだのであれば、なにか1つでも自分の学びとして吸収したいと、貧乏根性丸出しで考えてしまいます。

再読することを決めた時、Twitterでつぶやいたら意外と周囲より反応を頂き、同様なことを考えている人が多いんだなと励みになりました。

内容としては題名のとおりなのですが、文明病が体調不良の根源と定義し、炎症と不安という面からアプローチを試みています。
主に、現代でも狩猟を生活の糧として生きている部族と、現代文明を生きる私達とを比較し、それぞれのアプローチから原因の追求と、それに対する対応策を提示しています。

この中で自然環境に触れる効用についても触れており、偽物の自然でも癒やしの効果があるとのエビデンス付きの解説があり、興味を持ちました。
それは自然の写真を壁紙にしたり、自然音を流してみたりといったアプローチです。

Amazonのアレクサで、自然音を流してみることが可能なのでは?と色々調べてみて、早速実生活に取り入れてみました。
そのことの詳細は別の記事にまとめてみましたので、よろしければ併せてご覧になってみてください。

その他、文明病を解消すべく様々な記述があります。
色々な角度からアプローチされており、具体的な実践例も記載されてます。

本の帯から興味をお持ちになった部分があればKindleUnlimitedで読めますので、ぜひ手にとってみてください。
Amazonのページにも多くのサマリーがあり、ざっくりと本の要点がわかると思います。

最後に

2023年3月は4冊の本に触れました。

「やめる時間術」では24時間をどう使うか、実際に観測をしてみて自分の時間の使い方を客観視する作業をしてみました。
また、「最高の体調」では自然音・環境音を取り入れてみたりもしました。

本を読んで「いいことを知ったな」と思うことは多いです。
以前、私も読書をして満足する部類でしたが、良いと思ったことを実践してみたり、アウトプットすることを前提で読書を行い、行動に移すと色々な発見がありますし、知識の定着にも間違いなくつながると感じています。

ノンフィクションや小説を読むことでの疑似体験も、自分の幅を広げてくれている気がします。
野村ノートで自分が野村さんになったつもりで、江本孟紀氏や江夏豊氏と色々やり取りをしていることを想像したり、民王では国会に自分がいるような気になったり…。

やはり、本から学ぶことは多いと日々感じます。
さて、4月はどんな本に出会えるのか、楽しみです。

私は主にkindlePaperwhiteとAudibleでの読書を楽しんでいます。
kindlePaperwhiteはスマホ読書と違い通知が来ないので、読書に集中できるだけでなく、目にも優しいと感じています。

また、Audibleは「耳活」として、家事などの作業に取り組みながら読書をするのに最適だと思っています。
耳活については別の記事でまとめていますので、よろしければ併せてご覧ください。

この記事が誰かの役に立てたなら嬉しいです。
それではまた!

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