右耳の聴力が低い私が「AirPods Pro(第2世代以降)の聴力補助機能」を使ってみた正直レビュー|日常生活と音楽体験はどう変わった?

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私は2024年にメニエール病を患ってから右耳の聴力が低くなり、日常生活の中で「少し聞き取りづらい」と感じるようになりました。
会話の際に聞き返してしまったり、周囲の音に気づくのが遅れたりと、些細ではあるものの積み重なるとストレスになります。

そんな中で知ったのが、AirPods Pro(第2世代以降)に「聴力補助機能」があるということでした。
補聴器ほど本格的なものではないにせよ、「普段使いできるイヤホンで聞こえを補えるなら試してみたい」と思い、当時AirPods Pro2の購入を決めました。

この記事では、右耳の聴力が低い私が実際にAirPods Pro (第2世代以降)を使って感じた変化について、正直に書いていきます。

現在私はAirPods Pro3を使っていますが、聴力補助機能はAirPods Pro2以降からの機能ですので、当時の購入経緯を考え、敢えてAirPods Pro2でのレビューとしています。
AirPods Pro3でも、同様の聴力補助機能が使えます。

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AirPods Pro (第2世代以降)の「聴力補助機能」とは?

AirPods Pro (第2世代以降)には、iPhoneの設定から利用できる聴力に配慮した音声調整機能があります。

聴力補助機能の概要

AirPodsを設定すると、iPhoneの「設定」→「○○のAirPods Pro」→「聴覚・聴力」から設定でき、
個人の聴力に合わせて音を補正・強調することが可能です。


動画を見なくても順を追っていけば設定は可能ですが、不安な方はYouTubeを検索してみましょう。
数多くの動画がありますので、自分に合うものを選び、その動画を見ながら設定していくのも良いでしょう。

ぽんたごん
ぽんたごん

残念ながらiPhoneの検査結果では高度難聴との判定。そうなると機能しないらしいので、病院で検査を受けたデータ(オージオグラム)を取り込むことにしました。

聴力検査データ(オージオグラム)を取り込める点も特徴で、
単に音を大きくするのではなく、聞こえにくい帯域を中心に補正してくれます。

ぽんたごん
ぽんたごん

オージオグラムの検査結果の紙をスキャンするような感じで取り込みます。
これで使うことができるようになりました。
こちらが使えるのは、すごく良い点だと思います。

補聴器との違い

AirPods Pro (第2世代以降)は医療機器ではありません。
そのため、重度の難聴に対応するものではありませんが、

  • 日常的に使えるデザイン
  • 音楽・通話・通知も一台で対応
  • 価格や心理的ハードルが低い

といった点で、「軽度〜中程度の聞こえづらさ」を感じている人には現実的な選択肢だと感じました。

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右耳の聴力が低い私が、当時AirPods Pro 2を選んだ理由

これまで困っていたこと

私の場合、特に困っていたのは以下のような場面です。

  • 右側から話しかけられた時に反応が遅れる
  • 騒がしい場所での会話が聞き取りにくい
  • 音楽を聴くときに、左右のバランスに若干の違和感がある
ぽんたごん
ぽんたごん

「生活に大きな支障があるほどではないが、確実に不便さはある」という状態でした。

AirPods Pro 2を選んだ決め手

購入の決め手になったのは、

  • イヤホンとして普段から使える
  • Apple製品との連携がスムーズ
  • 合わなくても高性能イヤホンとして使い続けられる

というリスクの低さでした。

「聴力補助のためだけの機器」ではなく、
生活の中に自然に溶け込む点が大きな魅力でした。

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実際に使って感じた効果【日常生活編】

会話の聞き取りが楽になった

AirPods Pro (第2世代以降)の聴力補助機能を使ってまず感じたのは、人の声の輪郭がはっきりしたということです。
特に右耳側の弱さを補ってくれる感覚があり、以前よりも会話中の聞き返しが減りました。

普段の生活音での会話はAirPodsなしでも、ほぼ問題はないのですが、居酒屋のようなワイワイガヤガヤした場所での会話には、大変効果が出ると実感します。

ぽんたごん
ぽんたごん

実際に「飲み」の席ではAirPodsを装着しています。

私は聴力補助の機能で「増幅」と「環境雑音除去」を100にし、「会話を強調」を「✔」にして使用しています。

実際の設定画面 ※クリックすると拡大します

かなり聞き取りずらい場合は「ライブリスニング」機能をONにして、iPhoneのマイクを集音機として使うことで、補うことも可能です。
これを使えば音が大きくなるので、かなり聞き取りやすくなります。
ライブリスニング機能はiPhoneのコントロールセンターから耳のアイコンをタップすれば、使うことができるようになります。

「完璧に聞こえる」わけではありませんが、
無意識に集中しなくても会話が成り立つようになった点は大きな変化です。

環境音への気づきが増えた

駅でのアナウンスなどの生活音も、より輪郭がハッキリと感じやすくなりました。
周囲の音が自然に入ってくることで、安心感が増したように感じます。

音楽再生の体感はどう変わったか?

音のバランスと定位感の改善

意外だったのは、音楽体験の向上です。
右耳の聞こえにくさが補正されることで、左右のバランスが整い、ステレオ感や定位が自然に感じられるようになりました。

ノイズキャンセリングの効きもよく、雑音が少なく、音楽により集中できるのも良い点です。

ぽんたごん
ぽんたごん

私は通勤中に音楽を聴くのですが、聞こえの悪いはずの右耳も、音感を普通に感じ取ることができるんです。
ベース音やドラムスのタム、シンバルの方向性もはっきりするのには驚きでした。

音楽を「楽しめる」感覚が戻った

以前はやはり音のバランスの悪さを感じることも正直ありましたが、今は自然な感じで、細かなニュアンスが伝わってきます。

結果として、

  • 耳が疲れにくい
  • 長時間聴いてもストレスが少ない

といったメリットを感じています。

通知機能と日常使いの便利さ

AirPods Pro (第2世代以降)は、一般的なイヤホンとは違い、LINEやスケジュールなどの通知をSiriによる音声で案内もしてくれます。
外出時や作業中でも情報を逃しにくく、「聞こえ」に対する不安が減っただけでなく、このような日常的なアシストをしてくれることは大きなポイントです。

聴力補助だけでなく、高性能イヤホンとしての完成度の高さが満足度を押し上げていると感じます。

ぽんたごん
ぽんたごん

最近では「ライブ翻訳」という機能もあり、同時通訳をしてくれる機能も追加されました。
AirPods Proは第2世代以降のモデルであれば対応しています。
こちらの聞こえも聴力補助が生かされ、スムーズな感覚です。

その他、装着時の電話やLINEによる音声通話も可能で音声もクリアですし、動画視聴時における空間オーディオ、バックグラウンドで自然音を再生する機能もあります。
下記のようにXでも呟きましたがバックグラウンド再生は、ノイズをカットし、リラックスしたい時や、少し集中したい時にも有効です。

AirPods Pro (第2世代以降)のメリット・デメリット

メリットとデメリットをまとめると、下記のようになるでしょう。

メリット

  • 聴力補助を手軽に試せる
  • 音楽体験が向上する
  • 日常使いしやすいデザイン
  • 通知・通話も一台で対応

デメリット・注意点

  • 聴力の程度によっては効果に限界がある
  • iPhoneが必須
  • 設定に少し慣れが必要

過度な期待は禁物ですが、軽度の聞こえづらさを感じている人には十分価値があると感じました。

こんな人におすすめ
・片耳の聴力が弱いと感じている人
・日常会話で軽い聞き返しが増えてきた人
・補聴器にはまだ抵抗がある人
・音楽も快適に楽しみたい人
ぽんたごん
ぽんたごん

高額な補聴器を考える前に、試す価値があると個人的には思っています。

まとめ|AirPods Pro (第2世代以降)は「生活の質」を底上げしてくれた

AirPods Pro (第2世代以降)の聴力補助機能は、私にとって生活の質を静かに底上げしてくれる存在でした。

聞こえを補いながら、音楽や音声配信も楽しめて、通知も逃さない。
特別な機器を身につけている意識もなく、自然に使える点が何よりの魅力です。

AirPods Pro(第2世代以降)で聴力が改善できた上、Appleのスムーズな機能連携や通知、本来の音質の高さ・ノイズキャンセルの面でも手放せないものになりました。
現在は新機種のAirPods Pro3に切り替えましたが、Pro2でも上記の機能は使えます。

Pro2のほうが旧モデルということで安価だったりするので、もし在庫があれば、こちらで試すのもよいと思います。

同じように「少し聞こえづらい」と感じている方の参考になれば幸いです。

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