クルマ版アレクサ、echo auto第2世代が新たに発売されました。
前モデルよりもコンパクトになり、マイクと本体が分離されて使いやすくなったようです 。
早速購入して取り付けてみましたので、開封レビューをしたいと思います。
結論
私としてはこんな印象を持ちましたので、まずはお伝えしたいと思います。
- 非常にコンパクトになっているが、取り付けには注意
- 音声の聞き取りはまずまず快適
- 第1世代を持っている人は無理して代替しなくてもよい
- アレクサをクルマに持ち込みたい人は「買い」
「echo auto」ってなに?
Amazonの提供するスマートスピーカーのクルマ版です。
手元のスマホのアレクサアプリと繋げて、家でアレクサのスマートスピーカーを扱うのと同様に、音声で様々なことができるようになります。
具体的には、主にこんなことができます。
- 音楽やラジオの再生
- ニュースや天気予報の読み上げ
- Audibleの再生
- スマートホームの操作
- 通話(電話を含む)
- 情報の取得(~について教えて)
- スケジュール登録
- などなど
音声でできる、というのがミソで、運転中にハンズフリーで様々なことができるので、クルマとの親和性が高いと思います。
まずは開封
さっそく箱を開けてみましょう。
中身はこんな感じです。
- 「こんにちは」=取説
- 「重要な情報」=注意事項
- 車載電源アダプタ(12V充電器)
- echo auto本体
- 粘着カーマウント
- AUXケーブル(Bluetooth接続できない場合使用)
気になったのは、車載電源アダプタです。
初代ecoh autoはUSB-Aが2口のタイプだったのですが、今回はUSB-AとUSB-Cの2口に変更になっています。
echo auto自体はUSB-Aに繋ぎますので、もう1口のUSB-Cが便利と感じるようであれば、そちらを使うと良いでしょう。
私はiPhoneとAppleWatchを同時充電できるこのアダプタを車載用で使用していますが、USB-Aのため、初代の車載電源アダプタをそのまま使用することにしました。
なお、今はこのモデルは販売終了しております。
似たような製品が出ていますので、こちらでの良いと思います。
もし、echo autoを買うのがこの第2世代が初めてという方は、電源アダプタに注意したほうが良さそうです。
USB-A✕2口が欲しい方は、一緒に準備したほうが無難です。
取り付けてみる
第2世代より粘着カーマウントで取り付けることができるようになりましたが、粘着系が好きではないので、エアコンの送風口に取り付けることができる別売りの「エアベントマウント」も一緒に購入しました。
初代も エアベントマウント型でしたので、こちらの方がしっくりくるかと考えました。
echo auto自体は粘着で取り付けるのではなく、あくまで磁石です。
エアベントマウントも粘着カーマウントも、本体とは磁力でくっつく仕組みでベタベタが残る訳では無いので、そこは安心して良いです。
初代との違い
大きな特徴はその大きさ。
初代と並べてみるとよくわかります。
次に、初代とは違い、第2世代は本体とマイク部分が分離しているのも特徴です。
マイク部分をコンパクトにして、声を拾いやすくしたようです。
取り付けた比較
初代はエアコン周りでかなりかさばっていて少し邪魔っぽく感じましたが、第2世代はだいぶスッキリした感があります。
元々のエアベントマウントもこれだけ大きさが違いますので、このスッキリさに大きく貢献していますね。
気になるのは電源アダプタ近くにある本体。
ご覧の通り、少しブラブラしてしまいます。
どうしても嫌という方は、こちらを側面に粘着マウントしたほうが良いかもしれません。
私自身はそれほど気にしないタイプなので、そのままぶら下げています。
また、エアベントマウントをつける時も注意してください。
最初、私はエアコンの一番下の吹き出し口のルーバーに押し込んだところ、「バキッ」と嫌な音が…やらかしてしまいました。
私のようにならないよう、慎重に取り付けることをお勧めします。
セットアップ
いよいよセットアップです。
接続する機器によって方法が異なる点に注意すれば、それほど戸惑わないはずです。
セットアップはアレクサアプリから行います。
気づいた注意点をいくつかピックアップしてみます。
ちなみに私はトヨタの純正カーナビにBluetoothで接続しました。
最近はナビゲーションではなく、ディスプレイオーディオにApple CarPlay接続されている方もいらっしゃるかと思います。
この場合の接続方法は一般のBluetoothやAUXと異なるようですので、ちょっと注意した方が良いかもしれません。
また、スマホの機種やナビの相性もあるようで、社内でのセットアップがスムーズに行かない場合もあるようです。
少し時間に余裕がある時に行ったほうが良いでしょう。
私も初代を入れたときは上手く行かず、結構苦労した覚えが…
第2世代は問題なく、スムーズにできました。
メリットとデメリット
メリット
まずは「コンパクトになったこと」でしょう。
これにより、車内に馴染みやすくなったと言えるでしょう。
また、本体とマイクを分離することで、マイクをドライバーにより近くに配置できるようになり、以前より音声を拾いやすくなったと感じます。
現に、初代は何度か話しかけても反応が悪かったりしたこともあり、感覚的ではありますが、改善されたと思っています。
あとはやはり、ハンズフリーということでしょうか?
運転中に様々な機器をタッチ操作するのではなく、音声で音楽やラジオ、Audibleを呼び出せるのは、クルマとの親和性を考えるとやはり快適だと言えます。
スマートホームと連携していれば、渋滞の車中で帰宅までにエアコンのスイッチを先に入れたりすることも可能です。
デメリット
実際にはスマホのアレクサアプリを、このecho autoをマイク代わりにして操作しているのが現状です。
したがって、必然的にパケットと電池を消耗することになります。
これが嫌、という人はこのデバイスを使うことはオススメできないと思います。
車両のオーディオがBluetoothやAUX接続に対応していない場合も、使用できません。
デメリット以前にecho autoが使えないはずなので、自分の車両がBluetoothやAUXに接続できるのかを事前に確認することは必須です。
古い機器をお使いの場合は注意してください。
最後に
echo auto第2世代のファーストインプレッションレビューをしてみました。
私なりの気づきを色々述べてきましたが、細かい注意点は色々あったものの、結構快適に使えています。
初代のecho autoを使っている人は、無理して購入する必要はないかもしれません。
機能的には、初代と殆ど変わらないからです。
初代でも快適なら、そのまま使い続ける選択肢はアリだと考えます。
ハンズフリーで色々できるのは、やはり良いですね。
普段、家でアレクサを使っていて、やっぱりクルマでも使いたい!
また、このコンパクトさに魅力を感じるという人は「買い」でしょう。
車中で目的地のことや営業時間などを聞いてみる、っていうのも便利な使い方だと思っています。
ちょっとしたコンシェルジュ、ですね。
価格がちょっとお高めなので、Amazonのセールを狙って買ってみるのが良いと思います。
新しいデバイスなのでまだ下がる可能性は低いですが、「ほしいものリスト」に入れて通知をオンにし、タイムセール祭りやプライムデー、ブラックフライデー狙いで行くのも良いかと思います。
それではまた!
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